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BAD COMMUNICATION : ウィキペディア日本語版
BAD COMMUNICATION[ばっど こみゅにけーしょん]

BAD COMMUNICATION』(バッド・コミュニケーション)は、日本音楽ユニットB'zの1枚目のミニアルバム、及びそのアルバムの表題曲のタイトルである。このアルバムは、BMGルームス(現:VERMILLION RECORDS)の設立後も、発売権はBMG JAPAN(現・アリオラジャパン)に残された。
== 内容 ==
キャッチフレーズは「エンドレスで、かまわない。止めるまで、DANCE空間。DANCE ORIENTED SPECIAL」。
本作からディスクレーベルが専用デザインになる〔オリジナルアルバムでディスクレーベルが専用デザインになったのは3rdアルバム『BREAK THROUGH』から。〕。初回盤のみCDケースを入れる紙製の箱が付いており、外からCDのレーベル面が見えるようになっているため、CDケースの中にある紙が入っていない。また、このケースの裏ジャケット(ディスクトレイとケースの間の紙)は収録曲が表記されている物と表記されていない物が存在する。同時発売されたカセットテープ版には、表題曲「BAD COMMUNICATION」のオリジナル・カラオケが収録されている。また、発売時に同時に製作された、プロモーション用7インチシングル(レコード)には、日本語ショートバージョンと英語ショートバージョン、また12インチシングル(レコード)には、英語ロングバージョンと、インストゥルメンタル(オリジナルカラオケ)が収録されている。また、12インチシングルのレーベルには、「Words&music:B'z」と記載されており、ジャケット裏面にスタッフの表記が全て外国人(要はデタラメ)の表記となっている。非公認ベストアルバム『Flash Back-B'z Early Special Titles-』には、全ての曲が収録されている。
B'zは、本作の発売と同時に積極的なプロモーション活動を始め、ブレイクのきっかけを作った。しかし、収録曲は3曲とも7分を超えていることや、メンバーにとって遊び心や実験的な試みとしてリリースしたものであったため、ギターの松本孝弘は本作がヒットするとは全く思っていなかったという。本作は1stアルバム、2ndアルバムがまるでヒットしなかったため、3rdアルバムで勝負をかけるための布石だったと語っている〔当時の音楽業界は、3枚目までにヒットさせなければ将来はないと言われていた。〕。ボーカルの稲葉浩志も、本作がヒットしたことについて当時は理解出来なかったという。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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